NYCから遠隔修行満喫中!!!

10/1/2020 から始まったヨガのティーチャーズトレイニング。
僕の中ではこのズームでのヴァーチャルヨガ講座がどのようなカタチで進んでいくのか、最初はまったく想像ができなかったんです。
ズームでヨガのティーチャーズトレイニング??どうやって??

まず最初に僕の直面していた状況から言わせていただくと、このコロナのパンデミックがこちらNYでは3月の末から始まり、僕は仕事ができなくなってしまって、要はいきなり3月の末から失職。。すでに、その状態での自宅にほぼこもる生活で半年が経とうとしていたという事実。僕の中では今後の自分の方向性をそして希望などいろいろいろいろ失いかけていました。。

そんな時、Sacred Heart Yoga(聖なるハートのヨガ)の長谷川陽子先生自らから、この状況の中、初のインターネットによるズームでのヨガティーチャーズトレーニングを開催するという話しをいただきました。

その数ヶ月前から陽子先生がズームでのヨガクラスを開催していて、クラスを受けさせていただいていたのでいかにズームでのヨガクラスがこのコロナの状況の中で自宅の外に自由に出られない状況で身体と心に大きい支えになったかを体験していたのでインターネットによるヨガのクラスの素晴らしさも実感していました。

。。でもです。。ヨガのクラスを受けるのとヨガの先生になるためのトレーニング、講座を受ける事はまったく別物。。ティーチャーズトレイニング???はですねえ。。まったく考えていなかったので、「いやいやいやいや、僕なんか、、ヨガを教えるとか、、可能性ゼロだよ。。。」って感じだったんです。

しかし、陽子先生から話しを聞いているうちに、このヨガティーチャーズトレイニングは、ただ単にヨガのインストラクターになりたい人達のためのものではなく、ヨガの知恵、スピリチュアリティ、身体と心と魂の強化と健康、人生をもっと深めて輝かせたいという人達のためにもなるという事がうっすらと観えてきて、すっかり希望を失いかけていた自分の中で “ There is No reason to Not to try… Why Not!!! “ 「トライしない理由がないし、やってみる価値は十分あるかも。。そうだ。。やってみよう。。」という言葉が出てきたのでした。

10月1日から、さっそくトレイニングが始まりました。ところが、最初の一週間で僕は一気に自信を失ったのでした。。

自分が思っていたより、期待していたより、自分に体力と精神力がなかった事にまざまざと気づかされ打ちのめされた感じになってしまったのです。

ニューヨークに住んでいるので日本との時差が13時間という事もあったのかもしれませんが、平日の三日間ですが、夜中の9時から朝の4時過ぎまでのクラスが始まって、実際ヨガのアサーナの実体験のクラスが始まると一気に僕は体力的にも精神的にもいきなり困憊した状態になってしまったのです。。無理だこりゃ無理いいいいって。。半分パニック。。

考えられないかもしれませんが、一週間目で僕はさっそく、陽子先生に弱音どころか、「やっぱりこの状況で三ヶ月やっていくのは無理かも。。恥をかく前に始まったばかりの今のうちに。。」と途中辞退を訴えてしまったのです。。

この状況になった裏にはいろいろな理由はあったのですが自分でも予想外の事でした。。

まず、8月から手がけていた自分の犬の出産と子育てでかなり体力を消耗していた事(ブリーダーさんだとこれを聞いていただけただけでわかると思いますが、子犬が産まれた1日目から母犬の体調が良くなく、母乳から哺乳に切り替えるように獣医さんにアドバイスされそれから夜中も2、3時間おきに4匹の産まれたばかりの子犬たちへの哺乳が始まり、それがほぼ一ヶ月半ほど続いたので慢性睡眠障害に陥っていた事)、そして、家族が大きな手術をしたばかりでトレーニングとかぶって自宅でのリカバリーの12月中旬までのリカバリーの休養期間が始まったばかりだったのです。。

本当に、自分で決めておいて、こんな中途半端にギブアップしてしまうのは情けなくて辛かったのですが、もう自分の限界超えて壊れてしまうのが嫌だったっていうのがあって、陽子先生やトレーナーの方々に正直に打ち明けてしまいました。。無理かも、、いや無理でしたっていう事を。。

ところが、陽子先生やトレーナーの皆さんの答えに僕は驚きました。。

本気で、止めてくるんです。。

やめちゃダメ!!!って。。

「おけんさん辞めないで!!!」って。。

これにはびっくりしました。。

何故?? って。。。

僕、ここニューヨーク、アメリカに移住してから、17年ほど経つんですが、「ネヴァーギブアップ!!!」の国だと思うでしょ?アメリカって。。

そうなんですよ。確かに、この国も気合の国なんです。

でも、それと同時に、フリーダムの国なんです。

誰も人の事に干渉しない社会なんです。

だから、すべて自分次第。

自分が頑張りたければ頑張ればいいし、頑張りたくなければ、誰一人として、止めてこないんです。「ダメだよそんなんじゃ。あきらめちゃダメ!!!」って。。言ってこないんです。普通。。だから頑張る人は成功、頑張らない人は脱落ってシンプル。。

もちろん、親友とか家族とかは頑張れ、諦めるな。そう言ってくれるかもしれません。。

でも僕の場合、外国人という立場でここに来ているので、そんなに熱くなってくれる人がずっといなかったていうのもあるんですけど。

だから、本当にこんなに、真剣に、本気で止めにかかってもらったのは、10代とか20代の若かりしき青春時代以来だったんです。。笑笑

ちなみに私は今、51歳。

そんな人間に、コーチの人達や、陽子先生は本気でかかってきてくれて、僕のギブアップを必死に阻止してくれました。

まず、こんなに、人間臭いコミュニティがあるんだっていう事にショックを受けました。

陽子先生に、「おけんさあ、私は今、おけんがここで辞めてもわたしは困らないよ。。でもさあ、おけん自身が今ここで中途で辞めたら、自分自身がまた繰り返すよねえ。。わかるでしょ? それでもいいの? 辞めるんでも、気持ちいい辞め方しないと。。そういうの癖になっちゃうから。わかるよねえ。わかってるはず。
それに、辛いのは今だけだよ。どんどん楽しくなるし、きっと後悔しない経験になるから私を信じて!!!おけんにこの素晴らしい世界を観て欲しいのわたし。。」

ってはっきり言われたんです。泣きそうでした。自分の情けなさ、そして彼女の熱さに泣きました。(あとでね。。)

こんなに主催者の先生自身が個人的に話しを聞いてくれて、親身になってくれてるのに辞められませんよねえ。笑笑

結局僕は、このヨガのめちゃめちゃ人情のある人達のすごい熱意に思いっきり押し上げられ、背中を押されて、今日11月27日をむかえているんです。。

ヨガのクラスなんか教えられるわけない。。ニューヨークでずっとヨガクラスを受けたりしてきたけど、あんなに一時間中、しゃべりっぱなしで動きっぱなしで一人でクラスを誘導していくヨガインストラクターなんかになれるわけない。。ってずっと思ってるし、今でもその気持ちはあるんです。。

ただ、この2ヶ月近くを振り返ると、自分が超えてきた事に驚きを感じるんです。

まず、十月後半に行われた20分間のヨガクラスを自分で創って一緒に学ぶ生徒さんをズーム上でインストラクションするテストをなんとかパスできた事。。奇跡です。。

20分間ヨガを教えるってすごい大仕事じゃありませんか??

でも、長谷川陽子先生のこのトレイニングで僕のようなヨガのクラスをただ生徒として受けていたっていう人でも、またはまったくヨガをやった事ない人でも興味さえあればヨガクラスを自分で構成して、人を誘導できるようになれるんです。。

すごくないですか?コレ。。一ヶ月弱でですよ??

今でも自分がこの短期間で達成してきた事、精神的な変化、肉体的変化を考えるとびっくりです。。

20分クラス構成と誘導の実施に関しては形になった達成感があったんですけど、それ以外にも大きな達成感があります。

それが今書いた、精神的、体力的な変化。

10月の第一週でいきなりパニくって、へなって、へたってギブアップを宣言しちゃった自分。。

でも、11月の下旬の今の自分自身は、心がなんだかほんわかと温かく落ち着いていて、しっかり地に足がついて、腹の底からエネルギーがいつもみなぎってる感覚が以前よりも日々の生活に定着してきているんです。。(状況は未だにパンデミック。コロナ患者数もまたニューヨークは冬が来ていきなりまた急上昇なのでなんら変わってないのにも関わらず)

要は体力が以前の若かりしころのように少しずつ蘇ってきている感覚を日々実感しているという感じなんです。

そして、精神的な部分では、、このトレイニングを始める前は、このパンデミックの事もあるんですけど、これから先の自分の身の振り方や生き方、経済的なやりくりの方向性などなど、日々心配がいつも次から次へと浮かんでいて、いつも気分がゆらゆらして、沈みがち、イジイジしちゃいがちだったのが、今では、そりゃあ、落ち込む事も不安になる事もまだまだあるのだけれど、そういう精神状態になった時でも落ち着いて、今のこの気分は単なる自分の中に起こっている状態であって、本当の真の自分自身ではないのである。。ていう冷静な観点で自分を眺められるようになってきているんです。。

そうすると、落ち込みとか不安とかをそんなに引きづる事なく、ポジティブなモードに割と軽く切り替えられるようになってきたんですよね。

これって何が作用しているか。。みなさんわかります?

この Sacred Heart Yoga の魔法なんです。笑笑

はじめのほうでも言ったように、このヨガティーチャーズトレイニングは、ただ単に、ヨガのポーズを美しくとって、それを生徒さん達に教える教師をつくるためだけの講座ではなかったという事。

長谷川陽子先生が何年も何年も自分を磨いていろいろな世界中の素晴らしい先生たちから教えを受け継いで来た、心の秘密。魂の道。宇宙の法則。人生を輝かせて奇跡を起こす魔法。

これ以外の彼女のすべての学びの引き出しを出し惜しみする事なく、これでもかと私たちの脳に、そして心に、そしてスピリットにこれでもかと流し入れて、叩き込んで、染み込ませて、そして溢れかえらせてくれる。。。はっきり言わせてもらえば、他には見つける事のできない、学びの聖地をクリエイトしてくれている特別なヴァーチャル駆け込み寺子屋。。。だったんです。。。

ひとつ、具体的に紹介するとすれば、「瞑想」の学びと実践の充実。。。

「瞑想」ってスピリチュアリティに興味を持っていたり学んでる人であればかならず触れるものですよねえ。

ただ、ちょっと触れて、学んで、日常に取り込んだだけではなかなかどうして、実際に人生自体に深く取り込めないんですよね。。

その「瞑想」を長谷川先生はしっかりと魂に、脳に、身体の骨、肉、血に染み込ませてくれるんです。。。。

さて、、僕はこれから12月の初旬に行われる、60分のヨガのクラスを構成して、現在、修正や工夫を繰り返しながらとにかく練習をしているところ。。

これがどういう結果になるか。。とても不安でも動揺でもあります。もしかして、失敗してしまうかもしれない。。上手くいかなくって悔しい思いをするかもしれません。。でも、今の時点でもはっきり言える事。。それは、、

どういう結果であろうとも、このトレーニングプログラムは長谷川先生、そして強力なコーチ陣の方たちが、愛と厳しさと、情熱と大きな器で全面サポートを個人個人で、そして皆さんで力を合わせた経験の技術と、知恵のパワーで四方八方からその人その人の個性に合わせた最善の協力体制で私たち、あなた方を押し上げて、自分の思ってる才能やパワーの何倍も何十倍も何百倍もの貴方の可能性を具現化するチャンスを与えてくれます!!!言い切りです!!!

もし、今、あなたが僕のように、人生これからでもギブアップせずにちょっともう1発、2発、花咲かせたいかも。。ってちょっとでも思っているのであれば、一度、騙されたと思って、長谷川陽子氏のSacred Heart Yogaのタイのチェンマイの道場(スタジオ)の門を叩いてみてはいかがでしょうか。。

今の状況ですから直接は飛んでいってチャンマイのスタジオの門、、叩けないかもしれませんが、現代の人類の利器、インターネットを通して、あなたの聖なるハートの空間の扉を開くチャンスが待っている事を約束したいと思います。

僕のこの貴重なヨガの体験はまだあと三週間続きますが、その後が、ヨガの人生の始まりだと思っています。ヨガを人生に取り入れる事によって、人生の色味が大きく鮮やかに輝き出します。そんなわくわくした希望の今の気持ちを皆さんにシェアしたいと思って書きました。

ここまで貴重なお時間を割いて、僕の心と身体とスピリットの経験談につきあっていただいてありがとうございました。皆さんの今後の人生の光りと愛の輝きを心より願っております。

感謝。  NYのおけん。