60分テストを通して見えたこと

今回のRYT最大の難関がこの60分テストだった。
本当に、頭も身体もフル活動な日々だったと思う。

先ず、テーマ決めで心が折れかけた。
仲間と話し合いながら2時間かけて決めたテーマが、作り直しとなったからだ。
その時の自分の心を、精一杯絞り出して紡ぎ出した言葉だったので、本当に辛かった。

自分の中のもやもやした気持ちを感じ切って、一通り吐き出した後、冷静に考えてみた。

多分、今の心持ちのままでは、ダメなんだ。

という事で、先ずやったのは「浄化の行」
同期に譲ってもらったネティポットでジャラネティを毎日。
呼吸器の浄化、カパラバディを自分のシークエンスに取り入れ、練習がてら適宜。
自転車に乗っている時にはロカマントラを唱える。
瞑想をする。
水辺に行く。

そして、トレーナーやメンターに時間を作っていただき、話しながら思考の整理をさせてもらい、
自分の心の声をようやく聞くことが出来て、自分の軸というか指針が出来てからは早かった。
レッスンを組み立てるって、演劇の脚本作りみたいだなと思った。

それからは、色々逆算した。

先ず、アサナ力(ポーズ力、キープ力)がないから、ポーズからの意図を体感出来ない。
だからアサナレッスン中にはしっかりポイントを意識しながら行う。
それでもポーズのポイントがどうしても分からないところがある。
だから人に聞く。
画面の向こうの生徒さんにコミット出来ない、コミットする余裕が持てないのは、自分のシークエンスを覚える事だけでいっぱいいっぱいになってしまうから。
だから頭で覚えようとせず(というか、全然覚えられなかった…)、体感しながら身体で覚える事を意識する。
後半集中力が続かない。
だから体力をつける。

そして「楽しむ」を忘れないようにする。
楽しいと、集中って途切れないから。
どうすれば楽しくなるかな、と思った時、
みんなと仲良くなってクラスに一体感が持てたら楽しいよな、と思い、
出来るだけ同期ともトレーナーたちともコミュニケーションをとる事を心がけた。
(これは途中からは特に意識もせず普通にやってた)

自分の特性についても考えた。

均整術の講義で学んだタイプ分けで「内胚葉型(妄想型)」だなと思ったので、
実際にアサナをとるより、めちゃくちゃイメトレに励んだ。
1人で黙々とアサナをとるのはすぐに飽きてしまうけど、イメトレならいくらでも出来た。
夢にまで出てきた。時々うなされた。笑

そんなこんなで、本番当日。

…が、そのタイミングにも紆余曲折あって、直前に再び心が折れそうになったけど、先生やメンターに手厚くフォローしていただき、無事完遂。

何が一番嬉しかったかというと、フィードバックで涙を流してくれている人たちがいた事。
もしかしたらクロージングの言葉が心に響いてくれたのもあるかもしれないけど、
多くはおそらく、私のこれまでの経過と成長を見守ってきてくれたからだと思う。
そして、自分のレッスンでココロとカラダの不調が和らいだというフィードバックがいただけた事もとても嬉しかった。

自分がただレッスンをやり遂げて合格してそれだけで満足、というのはなくて、
そのレッスンを行った意味を感じられた事が、何よりもギフトだった。

そして、自分の決めたテーマが、今回の60分レッスンだけに留まる事なく、これからの人生においても指針になるので、
そういうテーマを見出せた自分のハート、自分の神様をとても誇らしく思えた。

この60分レッスンを行うにあたって、1人だけではとてもここまでの気持ちにはなれなかった。
どんな時でも支えてくださった、先生やトレーナー、メンターや同期のみんなに、心からの感謝を。

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